2018年10月18日
事務所ビル 基礎工事
カテゴリー: 設計について
板倉の家ではありませんが、現在施工中の設計した事務所ビルの現場です。
地中梁のコンクリート打設が終わり、基礎ができてきました。
鉄骨2階建てで、細長い敷地形状に合わせた箱型のシンプルな事務所ビルです。フリーアクセスフロアを備え、採光・換気用の窓も一定間隔で取り付け、さまざまな室内レイアウトに対応できるようにしています。外壁は、ALCパネルで普通の建物に見えますが、屋根はALCパネルの上に金属折版を置屋根方式で載せ、厚い換気スペースをとり室内の温熱環境を改善するよう工夫し、最近の温暖化による高温傾向に対処しています。
この建物は、無駄なコストを抑えながら丈夫で長持ちするように、また造り易く改修なども簡単なように、一般的な材料・構法でシンプルで誰でも使いやすい建物を目指しています。これから、鉄骨の建て方、床版や外壁・サッシュの取り付け等を行い、建物の姿が現れてきます。